第1回東北文教大学祭において、今回で2回目となる「ほいくる!こども王国」が開催されました。昨年の来場してくれた子どもたちも再び遊びに来て楽しんでくれました。
今年からクラス数が減り、造形王国8企画、チャレンジパーク8企画となりましたが、昨年に引けを取らないほどの盛り上がりを見せました。
子どもたちのはしゃぐ声にもまけないくらい本学生も子どもの遊ぶ姿に一喜一憂しながら歓声をあげていました。また、自分たちの用意した玩具制作を真剣なまなざしで作っている子どもたちに寄り添い、じっと見守る姿からも、保育者のたまごらしい初々しさを感じました。
短い準備期間の中、学生達は全力で頑張ってきました。今回の経験を糧とし、今後の学びを有意義なものにすることでしょう。
ご来場くださった皆様に大変感謝いたしております。
造形王国
身近なものを利用して玩具を手作りする造形活動の提供
チャレンジパーク
子どもの発達に対応したレクリエーション活動の提供
来場者の声
当日、お子様といっしょに来場された保護者の感想です。
- 全部おもしろかった。おみやげがいっぱいできました。すべてまわれなかったのが残念でしたが、みんなやさしく教えてくれてうれしかった。ありがとう。
- 子どもが楽しそうにあそんでました。
- 自分が作ったことがないものだったので良かったです。
- 作り方を知ることができて良かったです。
- 小さい子にもやさしくていねいに教えてくれてうれしかったです。なかなかバイキンがたおせない子どもに対しても「かまえ方はバッチリだよ」「かっこいいね」とほめてくれたり玉をひそかに増やしてくれてありがとうございました。
- 輪ゴムと厚紙だけで動くのはすごいと思いました!!いつか園でもやってみたいです。ありがとうございました。
- お姉さんやお兄さんがやさしくて、とてもわかりやすく作り方を教えてくれたり遊んでくれたり子供は楽しかったと言ってました。
- たからさがしがどきどきしておもしろかったです。 など

うごく紙コップ

輪ゴムに紙を筒状にして重りをつけ、それをうさぎさんにした紙コップの口の部分にとりつけます。うつぶせにして後ろに引き、手を離すとコロコロとゴムの力で紙コップが動きます。
【感想・省察】
- 紙コップが長距離を動くために試行錯誤し、画用紙でおもりを作ったことがとてもよかった。事前の試し遊びの重要性を感じた。
- 年長児には、簡単すぎるあそびだったかもしれない。小学生の子にはもう少し難しい作り方を教え、できない子にはできない部分を援助するという形をとればよかった。
あき缶タワー

空き缶にカラフルな色画用紙を巻き、どれだけ高く積み重ねられるかのゲームです。自分の背丈より高く積み、椅子の上にのりながら記録に挑戦した子もいました。
【感想・省察】
- 事前に何度も試し遊びをしてルールを考え、ほいくるをしながらも、子どもの活動を見て変更、改善をした。
- 空き缶の個数や使えるスペースを増やすことで、一度に遊べる人数が増えて待っている子どもが減った。
- 低年齢の子どもでも集中して遊んでいた。
- 見立て遊びに発展させて遊ぶ子どもがいた。
ジャンピングピョーン

2つの紙コップと輪ゴムを使い、1つの紙コップの口の部分に輪ゴムを交差させるように取り付けます。そしてもう一つの紙コップを土台にして上にかぶせるようにしておさえ、手を離すと輪ゴムの力で紙コップが飛ぶ玩具を作りました。
【感想・省察】
- はじめ上手く跳ばすことができない子がいたが、やり方を教えると上手く跳ばすことができるようになった。
- 特にロケットだということを伝えてなかったため、跳ぶものを描くのではなく、自分の好きな絵柄を描いていた。
- 紙コップの飲み口の所に切込みを入れることができない子どもがいたので、切込みを入れたものを用意しておけばよかった。
宝さがし

箱の中にあらかじめ入れられたカプセルを探し当て、そのカプセルの中の紙に書いてある指示に従い、さららに宝探しをしていくと、最後には素敵な賞品をゲットできます。
【感想・省察】
- 大半の子が、カプセルを開けられなかった。
- 私たちが「やったねー」などと盛り上げると、よりうれしそうだったことから、子どもの活動には身近な大人の反応が大きく左右することを知った。
- 未満児は新聞紙を引っぱり出して遊んでいる子がいた。当たりを目標にしているが、この活動には手触りに関心がもてるということがねらいしとしてあるのだと思った。
すってんころりんアニマルズ

動物に見立てた画用紙の輪にビー玉を取り付けて坂から転がします。でも、あっちにころころ、こっちにころころ、なかなかうまく転がってくれません。色々な動きをして転がっていく動物たちが愉快です。
【感想・省察】
- 作り方の説明は簡単だと思っていたが、実際にやってみて、年齢に合った言葉を選びながら行う難しさを実感した。
- ビー玉と紙の大きさのバランスが、よく転がるためのポイントだということに気付いた。
クッキングめいろ

子どもの大好きな「迷路」に「食べ物」を組み合わせました。メニューはカレーとオムライス!薄暗い迷路をくぐりながら、学生が質感・形・色など工夫を凝らし作った小麦粉粘土の肉・ストローのねぎなどの食材を探してゴールを目指します。
【感想・省察】
- 1回目はこわがって1人で入れない幼児もいたが、学生と一緒に入ると、2回目からは1人で入れる事が出来る幼児がほとんどだった。
- 迷路の途中にもっと絵があると良かった
- 言葉掛けをもっとたくさんしようと思った。
- 幼児が自力でできる所は、なるべく見守るような援助のあり方や、幼児同士が協力できる環境を作ることの大切さを知った。
ストローでくるりんぱ!

曲がるストローを左右対称に繋げて、両手で持ってグルッと回してみます。すると、ストローにつけた動物が、鉄棒の大車輪をグルグルと上手に演じます。両手で持ってグルッと回す工夫で動物が逆回転してみせてくれます。
【感想・省察】
- 年少児には動物の顔と体にのりをつけるところなどの組み立てる作業は難しいようだった。
- 絵を描けない子への対応に困った。
- 顔を描くとき、子ども自ら説明しながら描いている姿があった。
おさかなつろうよ!!

トイレットペーパーの芯で作った魚です。魚は新聞紙の岩に隠れていたり、スズランテープが邪魔したり、工夫しないと釣れません。何匹釣れたか数あそびゲームです。
【感想・省察】
- 真剣に釣っている子に声をかけ、邪魔してしまったこともあり、状況やタイミングを考えることが大切だと思った。
- 池を作る際に1つの工夫を加えるだけで見違えった。意見を出し合うこと、工夫次第で良くなることを実感できた。
とべ!ロケット

トイレットペーパーの芯に羽をつけ、素敵な模様をなどを施したロケットを作りました。それを割り箸と輪ゴムで作った発射台にセットして宇宙に向かって発射です!
【感想・省察】
- 製作後の遊びの展開において、的などを作るなどして広がりを持たせるようにすればよかった。
- 幼児にとって分かりやすい説明や子どもの年齢による発達の違いを理解したうえで製作の手伝いを出来るようになりたいと思った。そのためには多くの幼児と関わりたいと思った。
かえるがいけにピョーン

牛乳パックと輪ゴムで作ったジャンプするカエルの玩具。斜めの台から池の中に向かってジャンプさせ、目標のハスの葉の上にうまくのれるかな?
【感想・省察】
- 年齢によっては飛ばし方のコツをつかむのが難しかった。また、島を狙うというのも少し難しいと感じ、遊びの内容を考え直さなければならないと感じた。
- どんなものを製作する際も子どもの動きや器用さを考えていなければならないこと、子どもの満足感や充実感が満たされつつ、難しすぎない課題を遊びに取り入れることが重要だと思った。
しんぶんしでヨーヨーづくり

自分の好きな大きさに新聞紙をぎゅっぎゅっと丸め、それに輪ゴムをつけてヨーヨーを作りました。カラーテープを貼ったり、絵を描いたりして自分だけのかわいいヨーヨーになりました。
【感想・省察】
- 腕に輪ゴムを通す子どもが多かった。
- 指導案作成のとき、「保育者の援助」の欄の記入に対し、「幼児の姿」の記入が少なかった。実際に子どもとかかわり、もっと具体的に書けばよかったと思った。
わなげでキャッチ!どうぶつのもり

動物の森にはキリン、パンダ、ライオン、ゾウなどたくさんの動物たちがいます。新聞紙とビニールテープで作った輪を投げて動物をたくさんキャッチできるかな?
【感想・省察】
- 対象年児が幅広く、投げる距離などを設定するのが難しかった。年齢に合わせた計画をいくつか準備しておくべきだった。
- うまく投げ方がわからない子に投げ方を教えたが上手く伝わらず、難しいと思った。
- 低年齢児にとっては輪が重く感じるものがあった。
- 輪なげをはずした子への言葉がけを工夫すればよかった。
けん玉GETだぜ!!

昔遊びを伝える事を考えました。紙コップとアルミホイルで簡単なけん玉を作りました。紙コップには絵や模様を描きました。自分のけん玉ができたら、上手にできるようにけん玉の練習です。しっかりとタイミングを計って,「エイィ!」入ったかな?
【感想・省察】
- 作りながら会話をすることで、子どもとの距離が縮まった。
- 作る事はどの年齢でもできたけど遊ぶのは4歳ぐらいから。できなくてイライラする幼児もいた。
- キラキラのスパンコールの使い方が子どもによってさまざまでびっくりした。
- 自分の作ったものを親にみせたがる姿が見られた。
ねらってぽん!

紙を丸めて作ったボールを投げて的に当てて倒すゲームです。的が大きいから倒れやすいわけではなく、色々調整し、子どもが「当てたい」と意欲が持てるようなデザインや装飾を工夫しました。
【感想・省察】
- 子どもは自分たちとは考え方、感じ方も違い、身体的にも身長や手の長さや大きさなどさまざまな違いがあり、それらを考慮してボールや間的の大きさ、投げる位置などを決めなければいけないことを身をもって知った。
- 的から外れたときの言葉掛けは難しかったが、喜びを共有すると子どもも喜んでくれることを実感した。
とべとべ☆ぴょんた

輪ゴムの力で紙を跳ばす簡単な遊びですが、紙の種類・大きさ・重さの異なる牛乳パック・厚紙・段ボールを用意しました。大きな段ボールも見事に跳びました。紙にはお絵かきも楽しみました。
【感想・省察】
- 指導計画において「保育者の援助」、「予想される幼児の活動」を細かい部分まで書いていたため、当日進めやすかった。指導案作成にあたり、年齢や個人差をある程度理解する、試し遊びを何度も繰り返した上で作成する、遊ぶ時の安全面も配慮する、幼児の喜びなども予想した上で進められるようにゆとりをもった時間配分をするなどが大切だと思った。指導案の段階では予想できなかったこともあったので次回の指導案作成に活かしたい。
バイキンたいじゲーム

ペットボトルに輪ゴムを取り付けた鉄砲での的当てゲームです。的もペットボトルを使用し、逆さに立ててることにより、当たって倒れたペットボトルが他のペットボトルにぶつかり倒れるといった思わぬ効果も加味して子どもの興味を引くように工夫しました。
【感想・省察】
- 用具を作る際、各年齢の違いに対して細かく予想することができてよかった。細かい部分にまで気を使うことができるのが保育者だと思った。
- 3歳未満だとゲームの意図が理解できなかった。
- 企画準備段階において、当時は意義のわからなかった昔の経験が何年か後になって役に立つということ実感した。








